あいまいな境界について
境目は”あいまい”な方がやさしい
子育て世代、障害者、高齢者、それ以外の人がひとつの場所で支えあいながら生きていくことで、すべての人を境目なく包み込むインクルーシブな街の拠点を「あいまいな境界」という言葉で表現しています。
「あいまい」というのはあまり良い意味で捉えられることがない言葉ですが、私たちの間に横たわる境界は見えにくく曖昧である方が生きやすい。そんな願いを込めてこの言葉を選びました。
この「あいまいな境界」は
茶山に住む人が望む「喫茶店」であり
私たち障害者が望む「集いの場」であり
手づくりを始めてみたい人の望む「ワークショップカフェ」であったり
多様性を持った場所になっていきます。
”適材適所”で輝くひとたち
店長のたまちゃんは「おとなの発達障害当事者」です。
2022年に診断を受けたという意味で大人の発達障害当事者ですが、発達障害そのものは生まれ持った特性を指します。私はADHD「注意欠陥多動性障害」と「広汎性発達障害(ASD)」という特性を持っていて、得意なことと不得意なことがハッキリしています。
ふつうの会社では、ある一定の水準の業務をきちんとこなせる能力が求められることが多いのではないでしょうか。でも私にとってそれはとても苦しく、できないことを頑張り続けることで疲弊していきます。
そんな私達の「生きづらさ」を解ってくれる人がいて、落ち着いて話ができて、時にはお店に遊びに来てくれた当事者同士でお話して。
「あるある!」
「わかるー!そうだよね!」
なんて共感しあえる時間は、私自身にとっても心癒されるひとときです。
「人と人が関わりあうことでお互いが幸せに生きていく」
それはとても難しいようで、実はとても簡単なことかもしれませんね。
そんな居場所を目指して。
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